スケート講師ボランティアで得た、3つの宝
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小学校のスケート授業のボランティア講師を務めて4年目になります。
1月中旬から2月初めまでの3週間、講師はシフトを組んで授業に入り、多い時で1時間目から4時間目までリンクにいた日もありました。
講師は、無償ボランティアです。暮らしを仕事にしようとしている私が、このボランティアを引き受けている理由は、3つの宝を得ることができるからです。
子ども達の普段の様子や、成長を目にすることができる
授業で娘はグループに入り、他の先生の指導を受けています。
私は別のグループの指導をし、子ども達を見ます。
子ども同士、仲良く滑ることもあれば、もめ事になることもあります。
「先生、〇〇が肉食って言ってくる。」
などと、面白おかしい報告をしてくれたりもします。
年に4、5回のスケート授業の中で、特別なことを教えなくても、子ども達はメキメキと上達していきます。
氷の上に弱々しく立つことしかできなかった子が、半周滑れた、一周滑れた、その姿を見るのは嬉しいことです。
筋力がついた
1年に3週間しかないスケート授業のために、筋肉をつけようと、朝歩いたり、体育館で筋トレをしたりと、年中身体を動かす習慣がついています。
その事で体調を崩しにくくなり、呼吸器が丈夫になって薬が必要なくなったり、疲れにくくなっています。
学校とつながりができる
娘が普通学級に転籍してから、担任の先生とは連絡帳でやり取りをしていますが、文章だとどうしても、できないことや忘れ物の箇条書きになったり、「いいこと」についてのやり取りはできません。
スケート授業で、先生達と教える立場、同じ目線で子ども達を見守る機会があると、普段のやり取りもスムーズになります。
コミュニティスクールの歩くスキーに毎年参加
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今日は、小学校の横を流れる川に沿って、歩くスキーをしてきました。
学校と地域住民が協力する地域活動「コミュニティースクール」の一環です。
スキーをしたのは、地域の方一人、それに校長先生、次男と私の4名でした。
季節外れの白鳥や、カモの群れを観察したり、大サギという真っ白な鳥が滑空するのを見つけて喜んだり。
小学校から2キロ先の、川が合流する地点がゴールです。
ゴール地点では、校長先生が私たち親子のガッツポーズ写真を撮ってくれました。
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庭で雪遊び
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おまけの写真。長男が、娘をソリで引っ張っています。
足跡ひとつない雪原に寝転がって、雪の中に身体を埋めて顔だけ出す遊びをしています。
私も埋められましたが、冷凍庫に入ったみたいでヒンヤリ気持ちよかったですヨ。