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時を経て 変わる朝散歩の連れびと
朝散歩を続けていると、「おれも(わたしも)行こうかな」と、一人付いてくることがまれにある。
長男とは、リクエストで川沿いの道なき道を疲れるまで歩いた。
次男とは、ピクミンと花を咲かせたくて、わざわざ都会の路を遠回りして歩いたこともあった。
もう二人が一緒に歩いてくれることはない。
本日の連れびとは?
3日前からの散歩のお供は、末っ子の娘。
柔らかくてひんやりする手をつないで、家から少し先の反射鏡までゆっくり歩く。
ついたら、抱っこで持ち上げて、反射鏡でポーズを決める。
満足して、走って帰る。
道路際のフキノトウが、日に日に開くのがわかる。
「かわいいね~」と花をなでると、冷たい水滴が手にくっついた。
いつまで、こんな風に手をつないでくれるのかな。
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