もみ殻薫炭はこう作る!畑のおわりとはじまり

  • 自然農の畑しまいって具体的に何をしたら良い?
  • 晩秋の手仕事 もみ殻薫炭の作り方、使い道を知りたい

こちらの記事は、そんな方へオススメの内容です。

シェアファーム・マイムの今年度最後の基本講座に参加して来ました。

目次

畑しまいは、土作りのはじまり

講座では、春から取り組んできた畑の、今年の気候や作業を振り返っての反省会。
同じ種を蒔いても、どこでどのように育ったかで、収穫のできばえが大きく違っていました。

今年は、自宅の庭での家庭菜園、職場の共同畑、マイムのシェア畑と3つの場所があり、どれも満足に手をかけられたとは言えませんが、ヘチマだけは、譲り受けた種から実を収穫し、来年の種をとるところまで、循環することを経験できたのが良かったです。

初雪が降る頃の畑仕事は?

共生農では、作物に合わせた土が育つ、という考えのもと、同じ場所に同じ作物を植えていきます。
冬も畑をおこさないので、植物の残渣を細かくして土に返したり、支柱をはずしたり、シンプルな畑しまいです。マルチも再利用できそうな物は外さずに、翌年に残します。

もみ殻薫炭の作り方、使い道を知りたい

稲刈り、脱穀をした後、農家には大量のもみ殻がでるそうです。
それを薫炭にする方法を実演で学びました。

屋外の雨に当たらないシートの下で、もみ殻薫炭づくりの実演です。

薫炭器(くんたんき)と呼ぶのだそうです。

市販されているようですが、初めて目にしました。

木っ端でたき火を起こして、薫炭器をのせ、まわりにもみ殻をかぶせていきます。

しばらく経って、火力が強くなり煙突から炎が吹き出すくらいになったら、水をかけてたき火を消しました。

もみ殻に熱が移ったという理由で、たき火が消えた後は、対流で下から上の気流をつくり、もみ殻を燃やさないように炭化させていきます。

このあと、ホイルに包んだサツマイモを、もみ殻の山の中にうずめて行きました。それは後でのお楽しみ。

黒くなった部分が空気に触れると、燃えて灰になってしまうので、まだ白いもみ殻をかけ続けて1時間半くらい。

薫炭器をよけて、できあがったもみ殻薫炭を冷ますところです。

サツマイモにもしっかりと火が通り、やわらかくなっていました。

講座をしている会館に戻り、一杯のお茶といただいた焼きイモは、冷えた身体に最高のごちそうでした。

もみ殻薫炭は、春先に畑にまいて雪どけを促すのに使うほか、ダンボールコンポストの基材としても役立ちます。

おわりのはじまり

畑しまい、といっても、翌春の畑の準備でもあるのです。

雪の下で、栄養を蓄えた土は、春にどんな姿を見せてくれるかな?
そこでどんな食べ物を育てようか、冬の間にじっくりと計画を立ててすごします。

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