インクルーシブな社会は、いっしょに遊び・学び・働く地域での暮らしから
- 子どもや大人が分け隔てなく過ごす場が失われている
- 障がい児の生活の場も、地域から離れてしまい、知られないケースが多い
- 楽しく過ごすことで、自然と相手を理解するきっかけ作りをしたい
- 障害があってもなくても、自分らしい生き方ができる社会になってほしい
このような背景と願いのもと、インクルーシブ教育を実践する当事者や家族、有識者を交えて、地域の子育てや教育について考える会を開催します。
この会の目指すところ
レクを通して、みんなで楽しみながら、「世の中には、こんな人がいるんだな」と知ってほしいです。一人一人違う人がいる、それがインクルーシブな社会だと感じる機会になればと思います。
参加された方が、これまでの価値観をちょっとだけ疑ってみる、自分自身の生き方に立ち返る・・・。
そんな時間になると嬉しいです。
こんなイベントです
概要
【ごちゃまぜレク ~障がいがあってもなくてもいっしょにあそぼっ!~】
日 時:2024年12月1日(日) 13:30-16:00
(受付開始 13:10-)
場 所:緑と語らいの広場 えにあす1階ホール
(北海道恵庭市緑町2丁目1-1)
定 員:30名
参加費:無料 (見守り託児・手話通訳あり)
対 象:未就学児~大人まで
スペシャルゲスト
堀 楓香(ほり ふうか)さん
1995年札幌市生まれ。脳性まひ、車椅子生活で地域の学校に通い、大学進学を機にひとり暮らし。
音楽と洋服が大好き。雑誌へのエッセイ執筆、Eテレ番組『バリバラ』出演、お笑い芸人とステージ共演するコメディエンヌ。
- Eテレ番組『バリバラ』に出演(2022年4月8日、4月15日 放送回)
- お笑い芸人 村本大輔氏のステージに出演、スタンダップコメディ(漫談)をやる。(2018年 東京、2019年 沖縄…ほか)
- 『月刊 難病と在宅ケア Vol.26 No.4 2020年7月号』『季刊 女も男も No.128 2016年秋・冬号』にエッセイ執筆
プログラム
前半はお笑いライブとトークセッション、体感ゲーム、後半はグループトークを行います。
13:10 受付開始
13:30 開会 ガイダンス
13:35 【前半】 ①お笑いライブ ②トークセッション
14:20 “くらやみで遊ぶとどうなる?体感ゲーム”
14:45 休憩
14:50 【後半】カードを引いて、みんなでトーーク!
15:35 まとめ・質疑
16:00 閉会
【前半】 ①お笑いライブ ②トークセッション
①お笑いライブ
ゲストの楓香さんによる、生活のひとコマを題材にした漫談です。
②トークセッション
『私の人生ノート』と題し、対談形式で、楓香さんがこれまで歩んできた道のりを振り返ります。
参加者の知りたいことを事前にリサーチし、質問にお答えします。
くらやみで遊ぶとどうなる?体感ゲーム
目を閉じたり、目隠しをしたりして、くらやみ状態になります。
見えない世界で、人と人がコミュニケーションを取るとどうなる?を体感して遊びます。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク風のコミュニケーションゲームです。
【後半】カードを引いて、みんなでトーーク!
参加者の興味・関心から5つのグループに分かれ、インクルーシブ教育の有識者を交えて、参加者どうしで思いを話し、学びを深めていきます。
- 地域社会と教育 ~社会の側で、まず知ることから始めよう~
- 医療ケアをしながら地域生活を送るには?
- 就園・就学、どう選んだらいい?
- 働くことを見据えた学校での関わりと過ごし方
- 地域で暮らすってどういうことだろう?
参加者は、引いたカードの質問に答えるかたちでトークを進めます。
「なぜこのテーマに興味があるの?」
「前半の感想は?」
「今もやもやしていることは?」
初対面どうしでも話しやすいように、ファシリ-テータ-がサポートします。
グループトーク終了後は、各テーブルのファシリテーターが、知見をもとに話題を取りまとめ、全体の場で共有します。
主催・共催・協力・後援について
主催
『労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 恵庭地域福祉事業所』が、<ろうきん>働く人と子どもの明日を応援プロジェクト2024助成制度を活用し、この会を開催します。
共催
- special needs ささえ隊
- NPOくるりんlabo
開催までの準備、告知、当日のゲスト対談、ファシリテーターなどを務め、この会を共に進めて下さいます。
協力
- どんなに障害が重くても地域の学校へ
- 北海道文教大学 人間科学部 地域未来学科 吉岡亜希子研究室
- 北海道恵庭南高等学校 定時制「夜な夜な会」
インクルーシブ教育の有識者として、ファシリテーターを務めて頂く他、告知や、学生さんへの呼びかけなどにご協力頂きます。
後援
- 北海道
- 恵庭市
- 恵庭市教育委員会
- 北海道新聞
後援名義を頂き、札幌市、恵庭市、千歳市などの公共施設や小中学校、駅、障がい児親子が通う医療施設、発達支援センターなどにポスターを掲示しています。
申込み方法
下記フォームより、11月24日(日)までにお申し込み下さい。
https://forms.gle/nHvMw9kDgHoNf85i7
開催への思い
障がい者は助けてもらうだけの存在?
このことを、娘が生まれてからずっと問い続けてきました。
障がいがあってもこの子には素晴らしいところがある。一瞬で人と打ち解けて、周りの人を笑顔にする力がある。そんな思いを徐々に強くしてきました。
自由は楽じゃないけど楽しい!
縁あって、札幌市の市民団体「どんなに障がいが重くても地域の学校へ」代表の楓香さんと出会いました。参加した集まりでは、介助者が隣にいて、お母さんが離れた席に座り、手出し口出しを一切しない、そのことに驚きました。
そして、幼少期・学生時代から、障壁を一つ一つ乗り越え、仲間を得て一人暮らしをし、楽ではないけれど自由を楽しんでいる姿に、勇気づけられています。
こんな風に育ってほしい
「娘が小さなうちに、楓香さんに出会えて良かった。」と、心から思います。
10年後、娘が18才になった時、学び、働くところ、住まい方を自分で決めて、自由を楽しんでいてほしい。
娘のような子ども達が自分らしく生きられる社会は、みんなが生きやすいと思います。
そんな社会をつくるために、私たちに何ができるのか、『ごちゃまぜレク』でいっしょに考えてみませんか?
ご参加お待ちしています!
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