自家製の麹(こうじ)を作りました

  • 麹を手作りすることはできるの?
  • 種麹の入手先は?
  • 種麹と麹の保存方法は?
  • どんな料理に使えるの?

こんな疑問を持つ方にオススメの記事です。

目次

麹を手作りすることはできるの?

「麹の学校」オンラインスクール主催のなかじさんという方が出版された本によると、

  • 家にある道具を使って、麹を手作りすることができます
  • 場を清めることは大切ですが、掃除をしてキレイにするという意識で大丈夫です

『麹づくりと発酵しごと』のレシピを参考に、自家製の麹づくりに挑戦しました。

麹づくりの様子

道具と材料を揃える

まず、必要な道具を出して、全て揃っているかチェックします。

道具を洗って乾かしておきます。

次に材料を揃えます。

種麹は、菱六さんの甘酒・味噌向けの種麹「改良長白菌」を、ご近所に住む仲間と共同購入しました。

道具と材料が揃うと、「よし、やるぞ。」とスイッチが入ります。
3合炊きの電磁調理器でも作業しやすいように、お米は2合(300g)で作ることにしました。

日程を決める

レシピを見ると、仕込み日数は4日間。そのうち、2日目と3日目に作業が集中していました。
そこで、週末の空いている時間を確認し、金曜日の14時から仕込み始めることにしました。

仕込み作業

1日目

お米を洗って、24時間水に漬けた後、水を切って30分おきます。

2日目

お米を蒸します。ステンレスの蒸し鍋があったので、それを使いました。

60分程、中火で加熱。手でつまむと米どうしがくっついて粘りが出てきて、蒸し上がりです。

テーブルの上に布ごと拡げて、粗熱を取ります。

米1kgにつき、種麹1gが目安です。
米300gには、種麹0.3g。

少量の場合は少し多めにするとのことで、0.5gの種麹を計りました。

蒸したお米に、種麹を3回に分けてまんべんなく振りかけます。

米をひっくり返して、種麹を全て振るい終えたところ。

電気調理器で保温する場合は、保湿のため、穴を開けたポリ袋に入れます。

35℃で24時間保温。

3日目

ポリ袋から出して布で包み、35℃で4時間保温。

全体を手でほぐしてバラバラにし、35℃で16~20時間保温。

4日目

電子調理器から出して拡げ、乾燥させます。

お米の表面に、モフモフとした麹菌がくっついているのが見えます。

保存容器に入れ、完成。

種麹と麹の保存方法は?

種麹の保存

開封した種麹は、6ヶ月を目安に使い切ると良いそうです。

麹の保存

常温で置いておくと、発酵が進んでしまいそうなので、味噌づくりのときに教わったことを思いだし、冷凍庫で保管しています。

どんな料理に使えるの?

米麹は、味噌や漬け物の他にも、多くの発酵食品づくりに活用できます。
これまでの発酵食品づくりについてはこちら↓

今回、私が作ってみたいのは、麹だけで作る甘酒です。

麹本来の味を楽しめる、ということで、初めての自家製麹は、甘酒づくりに使います。
報告をお楽しみに~。

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