障がいを力に変える方法があることを知っていただきたい。
障がいのある子は、人を幸せにする力を持っている。その力を、多くの人に知っていただきたい。
その思いで、このたび本を出版いたしました。
2025年2月に出版した電子書籍に加筆、ページを増やしました。
直に手に取ってお読み頂ける、紙の本です。
障がい児を育てる方は、治療、療育、医療ケア、きょうだいのケアなどに追われ、大変な思いをされていると思います。また、成長にともない、集団生活や学校のシステムに親子で立ち向かうことになり、疲れはて、傷ついている方が多くいらっしゃいます。
私も、ダウン症の娘を授かった当初は、障がいを不幸だと思い、一人で抱え込み、どん底状態の辛い日々を送っていました。
でも、娘と過ごす毎日の中に輝く光を見つけて、心穏やかに過ごすことができています。
多様性が尊重される現代とはいえ、障害のある子が地域で生きることには、いくつものハードルがあります。でも、自分の捉え方と行動しだいで、光を見つけることは可能です。
私は娘と一緒に、社会へ、地域へと出て行き、娘が持っている唯一無二の「人に分け与える力」で人の悩みや苦しみをやわらげたい、それを親子のライフワークにしたいと思っています。
こんな生き方を知っていただき、ありのままを認め合う社会が広がってほしいと思い、本書を執筆いたしました。
本書の目次を公開!
ダウン症児子育て経験9年の著者が、乳幼児期、医療ケア期、就園・就学、普通学級への転籍、地域での暮らしを通して身につけた「障がいを力に変える方法」をお伝えします。
全79ページ、写真を多数掲載しています。
目次はこちらです。
― 目 次 ―
はじめに
1章 子どもの障害でどん底を味わう
1-1 子どもの障がいがわかり、どうしていいかわからない
1-2 突然の入院生活が始まり、パニックに陥る
1-3 きょうだいのケアはどうしたらいい?
1-4 きょうだいが集団生活でトラブルを起こす
2章 医療ケアからの卒業
2-1 外出もできない生活はいつまで続く?
2-2 重複障がいが見つかったら、何を優先するか
2-3 家族以外に、頼れる人を探す
2-4 「かわいそう」と言われたら
コラム「たんぽぽの花のように」
3章 就園・就学・転籍で考え抜いた決断
3-1 遠くの専門教育か、地域の幼稚園、どちらを選ぶ?
3-2 地域の学校、普通学級に通う選択肢はあるの?
3-3 特別支援学級から普通学級へ転籍するために必要なこと
コラム「いっしょに学ぶ場をつくるには?」
4章 普通学級でいっしょに学んで見えた3つの答え
4-1 授業についていけなくて、本人がつらい?
4-2 クラスの子と良い関係をつくれるの?負担になるのでは?
4-3 付き添いの大人がいなくて、安全に過ごせるの?
4-4 自立するには、特別支援教育の方が伸びる?
5章 地域でともに生きる
5-1 子どもの学校へ、親の付き添いは必要か
5-2 PTAや町内会との関わり
5-3 放課後や長期休みをどう過ごすか
6章 いっしょに過ごす場をつくるには?
6-1 モヤモヤを語りあう居場所
6-2 手話をきっかけにつながる「しゅわしゅわタイム」
6-3 障がいがあってもなくても一緒にあそぼ!「ごちゃまぜレク」
7章 娘が教えてくれた私の役目
7-1 ごみ拾いでインクルーシブな社会をつくる
7-2 自然農と子育ての共通点は?
7-3 障がいのある娘が、価値を与える・はたらく場所
本書を読んで得られるメリット
- 「こういう生き方、考え方もあるんだ。」と視野が広がる
- 「障がいを力に変える方法」を知ることができる
- 「これなら自分にもできそう。」と一歩始めるきっかけになる
本の購入方法
Amazonで購入できます
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少しでも気持ちが楽になりますように
本書をお読みいただいた方が、『輝く生き方』を見つけて、少しでも気持ちが楽になりましたら嬉しいです。


