道ばたの野草をともに味わう -大阪で古民家滞在-

春休み、娘との2人旅の最終地は、大阪。
観光地には行かずに、素敵な古民家に滞在しました。
お仲間のNさんが、京都と大阪に住むCさん、Hさんをお誘いして、案内してくれました。

北海道の我が家も、築60年以上経つ古民家です。
「他の古民家では、どんな暮らしや工夫をしているのかな?」
と、気になっていました。

目次

みんなで野草摘み

古民家の道ばたにある生い茂るクレソン。今晩のメインということで、ボウルに山盛り収穫しました。

畑でも、食べ頃な葉物を収穫。

北海道では、3月の畑は雪でおおわれています。
年中野菜を自給できることが、私たちにとっては新鮮でした。

にんげん小屋へ宿泊

茨木市の町はずれ。ひっそりした住宅街の奥にある、『にんげん小屋』に泊まりました。

こちらのコミュニティは、関わる方がお金を出し合って、運営や設備つくりなどを自分たちの手で作りあげているそうです。
「困りごとや社会課題を事業化・遊び化する」と黒板に描いてありました。

私が所属する、働く人が出資をして経営に関わる「ワーカーズコープ」という働き方にも通じるものがあるなぁ、と思いました。

広い台所では調理もできて、かまどがありました。離れから布団を運び、お泊り会の気分。
お風呂や洗面所などの設備も手作りで、多くの人の手がかけられていることがわかりました。

クレソンのレモン塩鍋。重ね煮で作っています。
3つのボウルに山盛りだったクレソンが、みんなのお腹にあっという間に消えていきました。

「道ばたの野草を、一緒に味わえる仲間がいて幸せだね。」
すごく贅沢な晩ご飯でした。

乾杯したのは、お土産で作ってきてくれた酵素ジュース(ノンアル)です。

手作りしているモノやコト。仕事について、お金について。
「どんなふうに生きていきたい?」
娘が寝静まった後も、語らいが続きました。

翌朝のおそうじはホウキで。
昔ながらの道具なら、子どもも、働きながら遊ぶことができますね。

食べられる庭のある鍼灸院

翌日はNさんが鍼灸院を開いている古民家に移動しました。

花咲実る鍼灸院

古民家の一角を鍼灸院スペースとして、少しずつ内装を整え、外には食べられる実のなる植物がいくつも植えられていました。
ご自宅とは離れた場所で、古民家を維持して、管理していくことの大変さも聞かせてもらいました。

普段はオンラインでつながっていた仲間たち。
自分の好きなこと、できることを仕事にする「遊・暮・働・学」の実践をしています。
Wさんの専門である鍼やお灸、日々取り入れている「ひもトレ」などを体験させてもらいながら、しばしゆっくりとした時間を過ごしました。

おわりに

娘との旅を終えて数週間。まだ余韻が残っています。
オンラインでの1年の学びで、離れていても暮らし向きや価値観の近い仲間と出会えて、卒業してからも交流を続けられることは、私にとって宝物になっています。

旅で訪ねたお仲間は、娘と対等に接してくれました。
ものおじせずにお話ができて、ひと周り大きくなって帰りました。

旅の中で知った色んなこと。
明日からの暮らしで試していくのが楽しみです。

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