ソーシャルビジネス起業セミナーに参加しました
隣町・千歳市で、自治体と協働して助成の企業支援をされている「じもじょき.netちとせ」さんのソーシャルビジネス起業セミナー「社会にイイコトをお仕事にする」に参加しました。
じもじょき.netちとせのセミナー情報はこちら
https://jimojyokichitose.jimdofree.com/%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC/
ソーシャルセクターパートナーすくらむ代表の久保 匠さんがゲストです。
https://sp-scrum.studio.site/
社会にイイコトの資金調達(ファンドレイジング)はどうしたらいいの?
ごみ拾い活動をお仕事にするには、資金調達が必要。
だけど、参加者からお金をもらうことには抵抗がある。
ボランティアでは自己犠牲感が出てきて続かない、人に頼めない。
そんなジレンマがありました。
ファンドレイジングとは、社会的活動のための資金を、個人、法人、政府から集める行為の総称だそうです。
そのためには、精神面だけではない成果を伝えて行くことで共感をマネジメント(引き出す)ことが大事。
日本ファンドレイジング協会
https://jfra.jp/
ソーシャルビジネスは、「受益者」と「資金提供者」が異なる
ごみ拾い活動の場合、「受益者」は、ごみ拾いの一般参加者。
「資金提供者」は、この活動に価値を感じて、寄付や会費を払ってくれる個人、助成をしてくれる法人・行政ということになります。
「資金提供者」へどんな価値を提供できるかを、言語化し、小さなアクションプランを作るワークを行いました。
仕事の自給講座で、資金提供者のペルソナ設定を考え、プランを練ってきたので、まさに今のステップに必要な学びでした。
どんな資金調達の方法があるのだろう?
7大財源というものがあるのだそうです。
寄付・会費・助成金・委託金・事業収入・融資・投資。
一つの財源に依存しない、組み合わせてリスク分散をし、相乗効果を生み出すことが大切だそうです。
これまで、助成を受けている団体が、有料商品を売っても良いのかな?
何か後ろめたさがありました。
助成事業と、商材の販売。どちらも堂々としていいんだ、と後押しをもらえた心持ちです。
助成金の審査員が見るポイント
「助成が終わった後の継続性」を審査員は見ているようです。
助成金をもらえるうちに資金を回して収入を増やす小さな仮説をたて、試す姿勢。
今の活動に照らし合わせる必要がありそうです。
また、成果についてはイベント回数、人数など従来の範囲を超えて、「短期成果(意識向上など)」「長期成果(どんな社会を実現するか)」を明確にすると、事業の方向性が絞り込まれていくようです。
おわりに
知らない言葉、気づかなかった目線、有益すぎる情報がインプットできた2時間。
隣のお仲間も、真剣に頷いて聞きながらも「頭がぐるぐるする。早く家に帰らないと!」と学びを消化したくてたまらないようでした。
参加者同志のあたたかいつながり、熱心に聞いて学ぶ姿からも、恵庭・千歳地域のこれからに、希望を感じたひとときでした。
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