ごみ拾いで仕事の自給をします

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ごみ拾いが仕事になるの?

今年の春から参加している「仕事の自給講座」で、改めて再確認しました。
仕事とは、傍を楽にすること、価値提供。

私の場合、ごみ拾いを4年続けてきましたが、一人で拾えばただの趣味。
それを、人前で楽しく続けることで、他の人が気軽に始められるように働きかければ、価値の提供になるのでは?
それに価値を感じてお金を払ってくれる所が現れたら、仕事に自給になるかもしれない、とコンセプトや伝えかたを工夫してきました。

提案した有料プログラム

精神や知的に障害のある大人が日中をすごす、市の施設の職員に提案をしました。
私が働く団体が委託を受けている施設なので、職員同士のつながり、価値観の共有はできていました。


「ごみ問題について学ぶ」「ごみ拾いをしたいと思える楽しいクイズと体操」の小一時間のプログラム。
実際のごみ拾いは、職員と利用者さんで、天候に応じて実施していただくことにしました。
まず3000円でやってみましょうと、合意できました。

講師料?交通費? いくらにすれば良い?

これまで、団体が行う研修費などでは、講師やお手伝いはボランティア。
福祉に関わる職場なので、民生委員さんなどもいて、無償でも地域に関わる精神が染みついている方もいます。

「有料のプログラムです」とはっきり伝えることに抵抗がありました。
相手からも「無料かな?と思っていた」とのコメント。先に伝えて良かったです。

「他の防災団体などでは、1時間2万円で出前授業をしている」
「これを企画、準備するのに3時間ほどかかっていて、団体からは時給をもらっていない」
ことなどを打ち明けて、
「いくらにしたいの?」と聞かれ「5000円です。」と答えました。
すると…。

「いくらと言われたら、今回は払いますよ。でも、来年以降も続けるかどうかは、別の話だね。」とのこと。
そこで、少し自信がなくなり、
「3000円でやりましょう。今後金額が変わるかもしれません。」とこちらから訂正して、金額が決まりました。

4月に大通公園、5月に支笏湖で、同じ内容のプログラムをしましたが、交通費以外は無償でした。
「お金をいただく」ことで、自分がプレッシャーに感じないようにと考えました。

相手側から言われたこと

よくよく聞くと、
「利用者さんが、その後どんなふうに変わるか、を見ていきたい。」
「ただ研修を受けて終わり、ではなくて、自分で行動したいと思えるかどうか。」
「利用者さんがやる気になった事に対して、私たち職員はほっておかない。必ず応援する。」
と非常に心にささるアドバイスを頂けました。

また、質問を受けて
「学ぶ、楽しむ、アクション、それぞれ値段をつけて、こちらで選べないの?」
「人数で金額が決まるの?」
「どうして1時間なの?」
それに答えるうちに、なぜこのプログラムを提案したいのかが、見えてきました。

継続するには・・・

昨年度までは、ごみ拾いが仕事の自給につながると考えたこともなく、参加者からお金をもらうのは絶対にできないと決めつけていました。

4月から共催で行ったごみ拾いは、全体のイベントとしては無料でも、助成先や車に同乗した方に、交通費の請求はできるようになりました。

「有料です。いくらです。」と自分で決めて伝えることは、今とっても難しいです。
仕事の自給をするために、このメンタルブロックを超えたいです。

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