- 樹液ってどんなもの?
- どうやって採取するの?
- 樹液は何に使えるの?
このような事を知りたい方にオススメの記事です。
樹液シーズンの到来
「今年は、樹液が出るのが早い!」
そんな噂を聞いて、そわそわして来ました。
樹液とは、木の根から幹を通って葉まで流れている液のことです。
昨年、手稲で念願の樹液採取の集まりに参加したのがこちらです↓
どうやって採取するの?
昨年参加した会を主催している、手稲さと川探検隊の局長さんに、手軽に樹液を採取できる方法を教わりました。
材料を揃えます。
水槽のエアーポンプ用のチューブと、ホース繋ぎを、ホームセンターのペットコーナーで購入。
空きペットボトルと、ヒモを用意します。
道具は、電動ドリルが必要です。

ペットボトルのキャップに、ドリルで4.5mmの穴をあけて、チューブを通します。
その横に、キリで空気穴をあけました。

チューブの先には、ホースつなぎを付けました。

家の庭にあるノムラカエデです。
樹液が採れるのは、サトウカエデ、イタヤカエデ、シラカバなどで、手稲ではイタヤカエデから採取していました。
まず、身近にあるノムラカエデで試してみることにしました。

電動ドリルで3ミリ程の穴を深さ1センチほどあけ、そこにチューブの先端のつなぎを差し込みます。
少し時間が経つと、もう樹液が染み出してきました。
チューブは、何かの拍子に外れてしまったりするので、ちょくちょく様子を見にいくのが良いです。

ペットボトルをヒモで木の幹にくくりつけました。
チューブが長くて巻いていたりすると、中で樹液が凍ってしまうので、ほどよい長さにカットしました。
写真は1週間たった様子です。
300ccくらいの樹液が採れています!

樹液は何に使えるの?
昨年は、イタヤカエデの樹液を煮詰めて、メープルシュガーを作りました。
暖めてコーヒーを淹れたら、微糖になりました。
シラカバの樹液で、石けんを作っている方もいます。
おわりに
家の庭で樹液が採れるなんて、思いもよりませんでした。
身近な所で実験できるのが、何よりありがたいです。
ノムラカエデの樹液はどんな味がするのか、楽しみです。