娘が体調を崩して、付き添い入院をしました。その時に、こんな言葉をかけて頂きました。

学校に来てくれるのを、みんな、本当に待っているよ!



治療をがんばっているのを見て、感動したよ。
子どもの付き添い入院というしんどい中で見つけた、3つの宝物についてお伝えします。
娘が風邪をこじらせて、入院しました
咳と発熱で「風邪かな?」から始まった娘の不調。
近くの小児科を受診してみても、咳と熱、食欲が落ちてゲッソリしてきて・・・
総合病院の救急診療に行き、そのまま入院となりました。


レントゲン、検査、点滴、酸素吸入。
昼も夜も、看護士さんが、ひっきりなしに様子を見に来られました。
付き添い入院のしんどさ
娘が生まれてた頃は、基礎疾患で入院を繰り返していました。
子どもの入院には、身の回りのお世話をする親の付き添いが必要です。
コロナ禍以降は、付き添いは1人までで、交替はできなくなりました。


夜、眠れない。
狭いベッドで体中が痛い。
コンビニ食が続く・・・。
娘が成長した分、親も年を重ねてしんどさ倍増だ・・・。
夜になると「お母さん、トイレ」といって、点滴の管を引っ張って何度もトイレに・・・。
寝不足が積み重なりました。
3つの宝物は、支えてくれた人達
病院に頼る
ワガママかもしれないことを病院に伝えてみました。
- 娘が嫌がっているし、私も疲れたので、夜中の治療(酸素吸入)は休みたい
- ベッドが固くて眠れなかったので、日中お昼寝したい
- 2時間だけでも、娘を置いて帰宅したい
- 娘が食事のメニューを知りたいので、ボンベを付け替えて廊下に出たい
- とにかく早く、家に帰りたい
みなさん少しずつ手を貸してくれました。
家族・職場に甘える
娘が生まれた頃は、祖父母にも家のことを手伝ってもらっていました。
今では親も高齢になり、頼ることはできません。
その分、上の子ども達が成長し、料理や洗濯など分担してもらいました。
また、付き添い入院中は、仕事や地域活動を休まなければなりません。
同僚や仲間が、仕事を少しずつ負担して、療養に専念させてくれました。
学校から励ましのことば




クラスで寄せ書きを書いてくれました。
娘はそれを声に出して読みました。
退院後は「みんなへ」と手紙を書きました。学校でそのお手紙を先生が読んでくれました。
おわりに
娘が生まれたときは、「自分ががんばらないと。」と無理をしていました。
あれから9年がたった今。
「いいお母さんじゃなくていい。」
わがままかな、と思うことでも人に頼って、しんどい時期をなんとか乗り越えました。
入院中、2人の看護学生さんが実習で娘の担当になりました。
娘は退院する日に、学生さんにも手紙を渡しました。
学生さん達は、手紙のお返事と、金メダル、銀メダルをプレゼントしてくれました。


しんどい中でも、3つの宝物・・・支えてくれる人達の存在をあらためて発見しました。