- 大人はなぜ、今の仕事を選んだんだろう?
- 思い描いていた未来と、今のギャップってあるんですか?
- 大人になっても、勉強は必要なの?
そんな現役高校生のお悩みに答える、母校でのトークイベントを開催。卒業後30年が経つ同期生で、企画を進め、6月に続き2回目です。
どちらの回も、司会を務めさせて頂きました。
カンボジアから、医療・国際協力の今をライブ中継!
プレゼンターの一人は、カンボジアからのライブ中継でした。
数式でラブレターを書いて、受け入れられた友人。全てのものがヒモでできている‘超ひも理論’に魅せられたという、Yさんの学生時代。バックパッカー三昧で‘人の営み’に興味を持ち、小児科医として途上国に赴いて、医師が全く足りていない国で赤ちゃんの診かたを教える、医療のしくみを作るというダイナミックな今を、現地から伝えてくれました。
30分という限られた時間をめいっぱい使い、高校生からも質問の手が次々とあがりました。
理系?文系?それぞれに進んだ卒業生の今を、リアルに語る!
二人目、消去法と損得で学部を決めて、音を使ったデータ通信の研究開発で仕事が面白くなったところで、競技ゴルフに目覚めてしまったという、リケジョのTさん。
三人目Yさんは、高校時代の彼女が妻になり、娘さんも同じ高校の現役生。
経済学部の教授になったけれど、資本主義の世の中のしくみに気づいてしまい、「お金を儲けて良い暮らしをしてもつまらん!」と、歴史上の過去の人とも自由に競争する学問の世界の広さを、娘さんも聴く中で伝えてくれました。
閉会した後も、プレゼンターの周りに質問したい学生の列ができました。
高校生からの質問
高校生からの質問に、同期生がLINE投票で答えたものです。
卒業30年後に協力することの意味
高校を卒業してから今まで、母校に足を運ぶことはほとんどありませんでした。
卒業30年が経ち、「当番期が来たので、興味あるものに参加して」と声がかかり、私はこのトークイベントの企画に加わりました。
子どもの障がいや不登校に向き合う日々の中で、
「なぜ勉強は必要なの?」
「なぜ学校に行くの?」
「良い学校に行って良い仕事につくのが幸せ?」
それを高校生と一緒に、私自身が考えてみたくなった、というのがきっかけです。
高校時代にキラキラした思い出は、あまりないのですが、30年ぶりの同級生どうし、協力しあうと、仕事とは違う、学祭のような?刺激をもらうことができています。
トークイベント第1回目の様子はこちらです↓
おわりに
10月の終わりには、最大のイベント、同窓会での司会を務める予定です。
様々な年代の同窓生、300人位参加されるかも?
度胸試しに、こちらも楽しんで準備しています。
コメント