ダウン症の娘を授かった時に、不幸だと決めつけて苦しさを抱え込んでいました。これまで障がいのある方と関わる機会がなく、わが子が初めて向き合う相手だったからです。「出会えないのはなぜ?」について知り合い、考え、力を結集する場に参加する機会を頂きます。
2025年11月22日(土)・23日(日) 第22回障害児を普通学校へ・全国連絡会 全国交流集会in埼玉
第1分科会『まずは保育園、幼稚園、学校で会いましょう』 で、母と娘、2人で報告します。




「支援学級から普通学級へ行くのはハードルが高い?」
いいえ、そんな事はありません。
娘は、地域の学校の支援学級で1学年を過ごした後、普通学級に転籍し、2・3学年をともに学んでいます。どちらも経験したからこそ、見えてくることがあります。
【1.どうして? どうやって転籍した?】【2.普通級でどう過ごす?】【3.地域へ思いを広げたらどうなる?】のテーマで報告します。資料の一部を公開します!
どうして? どうやって転籍した?

娘が生まれて、この子を助けるより助けられることがずっと大きかった9年間。
この子達の存在は、全ての人にとって救世主になるんじゃないか?と思うほど、人生に大きな影響を与えてくれました。

娘が入学する小学校で、働く職場で,地域の仲間といっしょに、モヤモヤの正体を考えてきました。
違う道を選ぶ人ともたくさん話しました。

市民団体『どんなに障害が重くても地域の学校へ・連絡会議』に入会し、先輩達から貴重な経験談と資料を提供頂きました。それを元に学校へ思いを伝えに行きました。
普通級でどう過ごす?

転籍前に大人が心配していたことは、ほぼ杞憂に終わりました。
反面、想像していなかった課題も見えました。

教科書通りでない、指導要領どおりでな学びを身につけていく娘。
成長をどうサポートしていくのか、今も悩み、何をする、何をしないを試行錯誤しています。

娘も私も、多くの方の手を借りて生きています。障がい児とその親、ということを忘れるほど、楽しい場所、行きたい場所へ足を運び毎日を過ごしています。

スクールバスで通学する地区のため、学校での様子や友達との関わりに、親が接することは多くありません。
欠けていることばかりの生活ですが、娘も自分も社会に何を与えることができるのか、いつも考えています。
地域へ思いを広げたらどうなる?
娘が憧れている先輩を、地域に招いていっしょに楽しみました。



障がい児の子育ても、エコ活動も、根っこの思いは一緒です。
娘が将来、伸び伸び働く場所を見つけたい、作りたいと願ってきました。
今から、この活動を通して娘の働く機会をつくり、多くの方に可能性を伝えて行きたいと思っています。
おわりに
集会でのこれまでに無い出会いと気付きを、楽しみにしています!


